平成24年度 秋期9テクノロジ系

基本情報 平成24年度 秋期 問9:テクノロジ系に関する問題

Web 環境での動的処理を実現するプログラムであって, Web サーバ上だけで動作す るものはどれか。

  • aJavaScript
  • bT]ava アプレット
  • cJava サーブレット正答
  • dVBScript
正答:CJava サーブレット

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答えは c「Javaサーブレット」 です。

Webの仕組みでは、プログラムがサーバ側で動くものブラウザ側(あなたのパソコン)で動くものの2種類があります。

  • サーバ側:データベースに問い合わせたり、計算したり → Javaサーブレット、PHP、Pythonなど
  • ブラウザ側:見た目を動かしたり、入力チェックしたり → JavaScriptなど

👉 覚え方:「サーブ=Serve=給仕=サーバ側で料理を作る人」。

ほかの選択肢:a JavaScript、d VBScriptはブラウザ側で動く言語/b Javaアプレットは昔のブラウザ内で動く小さなJavaプログラム(今は廃止)。

標準試験対策の基準レベル

なぜこれが正解か

正解は c Javaサーブレット。サーブレットはJava EE仕様に基づくサーバサイドのJavaプログラムで、Webコンテナ(Tomcat等)上で動作し、HTTPリクエストを受けて動的なHTMLレスポンスを生成する。クライアント(ブラウザ)にはJavaの実行環境は不要。

各選択肢の解説

  • a JavaScript:ブラウザ上で動くスクリプト言語(クライアントサイド)。※Node.jsならサーバサイドだが本来の用途はクライアント。
  • b Javaアプレット:ブラウザ上で動く小型Javaプログラム(クライアントサイド)。現在は廃止。
  • d VBScript:マイクロソフト製のクライアントサイドスクリプト(IE専用、現在は非推奨)。

覚え方・ひっかけ注意

サーブレット=Servlet=Server-side」と語源で覚える。「アプレット(applet=小さい付録)」はクライアント側、「サーブレット」はサーバ側、と紛らわしいので注意。JavaScriptはJavaと名前が似ているが全くの別物(ブランド戦略で命名されただけ)。

上級誤答論破・背景理論まで深掘り

理論的背景

JavaサーブレットはJavaEE(現Jakarta EE)のServlet API仕様で定義され、`HttpServlet`クラスを継承して`doGet`/`doPost`メソッドを実装することでHTTPリクエストを処理する。Webコンテナ(Tomcat、Jetty、WildFlyなど)がスレッドプールでリクエストごとにスレッドを割り当てる軽量実行モデルが特徴。JSP(JavaServer Pages)は内部的にサーブレットへ変換されてコンパイル・実行される。Java EE 7以降はWebSocketや非同期サーブレット(Servlet 3.0+)にも対応。

実務での使われ方

現代のJava Webアプリは、サーブレットの上にSpring MVC・Spring Bootといったフレームワークを重ねるのが主流。マイクロサービス時代はSpring WebFlux(リアクティブ)やQuarkus・Micronautなど軽量ランタイムが台頭。クラウドネイティブな環境ではコンテナ化(Docker + Kubernetes)してデプロイし、JVMチューニング(GC、ヒープ)が運用課題となる。

試験での位置づけ

FE・APのWeb技術分野で頻出。サーバサイド/クライアントサイドの区別、CGIとの違い(プロセス vs スレッド)、JSP・サーブレットの関係性が問われる。応用情報ではセッション管理(Cookie、HTTPセッション)、JDBC接続プール、MVCアーキテクチャまで踏み込む。

選択肢の発展補足

Javaアプレット(b)はクライアント側JREでブラウザに描画する技術だったが、セキュリティ問題と各種ブラウザのNPAPIサポート廃止により2018年にOracleが正式廃止。JavaScript(a)は近年Node.jsでサーバサイド実行も可能で、TypeScript・Deno・Bunと進化中。CGIは古典的なサーバサイド実装方式で、リクエストごとにプロセスを起動するためサーブレット(スレッドベース)より低性能。FastCGIで改善されたが現代は使用減少。

出典・引用について

出典:IPA(情報処理推進機構)公式 基本情報技術者試験 平成24年度 秋期9/ 公的機関配布資料につき出典明記の上引用。解説は合格ナビによる独自AI解説です。

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