基本情報 平成24年度 秋期 問17:テクノロジ系に関する問題
図に示すシステム構成全体の稼働率を表す式はどれか。ここで, システムが正常に 稼働するためには, 磁気ディスクは 2 台とも正常でなければならず, それぞれのサイ トで少なくとも1 台の端末は正常でなければならない。 サイトa [ | [ | 装置 | 1全の稼働率 端末 : = ーー naseeterieordERR3e4ees 二 交 カ 雄気ディスク CPU hr 磯気ディスク CI。 _ ii ーー 某 メア 6 ローグ29* 1 の*C ローローのダダ*
- a監視・計測用のプログラムによってシステムの稼働状態や資源の状況を測定し システム構成や応答性能のデータを得る。 「
- b使用目的に合わせて選定した標準的なプログラムを実行させ, その処理性能を測 定する。 ウ 将来の予測を含めて評価する場合などに, モデルを作成して模擬的に実験するプ ログラムでシステムの性能を評価する。正答
- cローの2C 1ー7の2 ェ Q-の?Cロ-Q-の93 問8 ベンチマークテストの説明として, 適切なものはどれか。
- dプログラムを実際には実行せずに, 机上でシステムの処理を解析して, 個々の命 令の出現回数や実行回数の予測値から処理時間を推定し性能を評価する。
AI解説(初心者・標準・上級)
理解度に合わせて3レベルの解説を無料で読めます。
答えは b(OCRが乱れていますが、ベンチマークテストの定義に該当する選択肢)です。
ベンチマークテストとは「みんなが使う基準のお手本プログラムを実行して、性能を測る」テスト方法。
たとえば100m走で「同じ条件で走ってタイムを比べる」のと同じで、コンピュータでも“同じ条件のテストプログラム”を走らせれば、機種ごとの性能を公平に比較できます。
👉 覚え方:「ベンチマーク=基準のお手本テスト」。
ほかの選択肢:a はモニタリング(実運用中の監視)/c はシミュレーション(模擬実験)/d は命令ミックス(机上計算)の話。
なぜこれが正解か
正解は b(OCR文字化けあり、正答は「使用目的に合わせて選定した標準的なプログラムを実行させ、その処理性能を測定する」)。ベンチマークテストは標準化された処理を実行して性能数値を取得する手法で、機種比較や購入判断に用いる。代表例:SPEC CPU、TPC-C、AnTuTu、Geekbench。
各選択肢の解説
- 監視・計測用プログラムで稼働状態測定 → モニタリング(システムモニタ)。
- モデル作成して模擬実験 → シミュレーション。
- 命令ミックスで処理時間予測(机上計算) → 命令ミックス法/机上評価。
覚え方・ひっかけ注意
「ベンチマーク=実際に標準プログラムを走らせて測る」が核心。机上計算(命令ミックス)と混同しない。TPC-C(OLTP用)、TPC-H(DWH用)、SPECint/SPECfp(CPU整数/浮動小数点)等の具体名も出題される。
理論的背景
コンピュータ性能評価手法は大別して (1) 解析的手法(命令ミックス法、待ち行列モデル等の数式モデル)と (2) 実測手法(ベンチマーク、モニタリング、シミュレーション)に分かれる。ベンチマークテストは実測手法の代表で、標準化された負荷を与えて性能数値を取得する。MIPS(Million Instructions Per Second)、FLOPS(FLoating-point OPerations per Second)は単純な指標だが、命令種別やキャッシュヒット率により実性能と乖離するため、より総合的なベンチマーク(SPEC、TPC、SAP SDなど)が普及した。
実務での使われ方
サーバ選定時はTPC-C(OLTP)、TPC-H(DWH)、SPECjbb(Java サーバサイド)などのベンチマーク結果を参照。クラウドではCloudHarmony、CloudSpectator等のサードパーティ比較。GPU性能は3DMark、機械学習はMLPerfが業界標準。データベースのHA構成評価ではYCSB(Yahoo! Cloud Serving Benchmark)が使われる。性能評価の落とし穴はベンチマーク特化チューニング(実環境で再現しない最適化)とワークロード乖離で、必ず自社の典型ワークロードでも追試することが推奨される。
試験での位置づけ
FE・APシステム性能分野で頻出。性能評価手法の分類と各手法の特徴識別が典型問題。応用情報・スペシャリストでは性能管理プロセス(ITIL Capacity Management)、待ち行列理論(M/M/1モデル、ボトルネック分析)、性能テスト種別(負荷テスト、ストレステスト、エンデュランステスト)まで踏み込む。
選択肢の発展補足
モニタリングは運用中のシステムにエージェントを常駐させて稼働状況・リソース使用率を継続観測する手法で、Zabbix、Prometheus、Datadogなどが実務ツール。シミュレーションは未稼働システムや将来予測に有効で、AnyLogic、SimPyで離散事象シミュレーションを実装。命令ミックス法(Gibsonミックス等)は計算機アーキテクチャ研究で長年使われた古典手法だが、現代CPUのスーパースカラ・OoO実行・分岐予測の影響で精度が低下し、実測ベンチマークに役割を譲っている。
出典:IPA(情報処理推進機構)公式 基本情報技術者試験 平成24年度 秋期 問17/ 公的機関配布資料につき出典明記の上引用。解説は合格ナビによる独自AI解説です。