2022 サンプル問題46テクノロジ系

基本情報 2022 サンプル問題 問46:テクノロジ系に関する問題

ディスク障害時に,フルバックアップを取得してあるテープからディスクにデータ を復元した後,フルバックアップ取得時以降の更新後コピーをログから反映させてデ ータベースを回復する方法はどれか。

  • aチェックポイントリスタート
  • bリブート
  • cロールバック
  • dロールフォワード正答
正答:Dロールフォワード

AI解説(初心者・標準・上級)

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初心者向けまずはここから。やさしく要点を解説

答えは d「ロールフォワード」 です。

ゲームのセーブデータが壊れたとき、まず一番新しい“まるごとセーブ”(フルバックアップ)を読み込んで、その後にプレイ記録(ログ)を最初から再生して最新の場面まで進めるイメージ。これが「前に進めて回復する」ロールフォワードです。

👉 覚え方:「フォワード=前進」。バックアップから前に進めて最新に戻す。

ほかの選択肢:a チェックポイントリスタート=途中の中継地点からやり直し/b リブート=電源入れ直し(パソコン再起動)/c ロールバック=逆に巻き戻して取り消し。

標準試験対策の基準レベル

なぜこれが正解か

正解は d。ロールフォワードは、ディスク障害などで失われたDBを「フルバックアップで過去の状態に復元」→「以降の更新後ログ(after image)を順に再適用」して障害直前の状態まで前進回復させる方法。物理障害(媒体障害)からの回復で使う代表手法。

各選択肢の解説

  • a チェックポイントリスタート:バッチ処理の中断地点(チェックポイント)から再開する手法。DB媒体障害の回復ではない。
  • b リブート:OS・システムの再起動。データ回復処理ではない。
  • c ロールバック:トランザクション障害時に更新前ログ(before image)を使い、未確定の更新を取り消して整合性を保つ手法。

覚え方・ひっかけ注意

「前に進める=フォワード/巻き戻す=バック」。物理障害=フォワード、論理障害(トランザクション失敗)=バックと結びつけて覚える。

上級誤答論破・背景理論まで深掘り

理論的背景

DBMSの障害回復はARIESアルゴリズムに代表される「Analysis→Redo→Undo」の3フェーズが基本。ロールフォワード(Redo)は更新後ログ(after image)を順に再適用してコミット済トランザクションの変更を再現する。トランザクションログは WAL(Write Ahead Logging)原則により、更新内容がデータファイルに書かれる前に必ずログへ永続化されるため、媒体障害後でもログさえあれば完全回復が可能。

実務での扱い

Oracleの REDO ログ+アーカイブログ、SQL Server のフル+トランザクションログバックアップ、PostgreSQLのWAL+pg_basebackup によるPITR(Point-In-Time Recovery)はいずれも本質的にロールフォワード方式。RPO(目標復旧時点)をゼロに近づける設計ではログをリモートに同期送付(Log Shipping/ストリーミングレプリケーション)する。

試験での位置づけ

基本情報技術者の頻出論点。「物理障害=ロールフォワード、論理障害=ロールバック」「ライトアヘッドログ」「チェックポイント」はセットで問われる。応用情報技術者試験ではARIES、シャドウページング、2フェーズコミット(2PC)との比較や、分散DBのリカバリ設計が出題される。

選択肢の発展補足

チェックポイントは「障害時のリカバリ範囲を限定する仕組み」で、ロールフォワード/ロールバックの起点を提供する点で関連。ロールバックは ACID 特性のうち Atomicity(原子性)保証のための主要機構で、SAVEPOINT による部分ロールバックも実装される。

出典・引用について

出典:IPA(情報処理推進機構)公式 基本情報技術者試験 2022 サンプル問題46/ 公的機関配布資料につき出典明記の上引用。解説は合格ナビによる独自AI解説です。

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