テクノロジ系ソフトウェア
排他制御とは?
読み方: はいたせいぎょ
1行定義
共有リソースへの同時アクセスを制御し、データの整合性を保つ仕組み。ロック・セマフォ・ミューテックスが代表的手段
詳細解説
排他制御(Mutual Exclusion)は、複数のプロセスやスレッドが共有リソース(ファイル・データベース・メモリ等)に同時アクセスすることで生じるデータ不整合を防ぐための制御機構です。例えば、2つのプロセスが同じ銀行口座残高を同時に読み込んで更新しようとすると、一方の更新が失われる「更新の喪失」問題が発生します。排他制御では、1つのプロセスがリソースにアクセス中は他のプロセスを待機させることでデータの整合性を保ちます。具体的な実装手段としてはロック(Lock)、セマフォ(Semaphore)、ミューテックス(Mutex)などがあります。データベースではトランザクションと組み合わせてACID特性を実現します。排他制御が適切でないとデータ競合が発生し、過度な排他制御はデッドロックや性能低下を招きます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1排他制御の目的(共有リソースのデータ整合性保護)
- 2排他制御がないと生じる問題(更新の喪失・読み取り不整合)
- 3ロック・セマフォ・ミューテックスの役割
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26