テクノロジ系コンピュータシステム
フェールセーフとは?
読み方: ふぇーるせーふ
1行定義
障害発生時にシステムを安全な状態で停止させる設計思想。誤動作より停止を選ぶことで被害を最小化する
詳細解説
フェールセーフ(Fail Safe)とは、システムや機器に障害(故障・誤作動)が発生したとき、安全な方向に作動するよう設計された考え方です。「安全側に倒す」と言い換えることができます。信号機の障害時に全灯を赤にする設計、踏切の電源断時に遮断器を降ろす設計、原子炉の緊急停止システムなどが典型例です。コンピュータシステムでは、エラー検出時に処理を安全に停止させ、データの破壊や誤った出力を防ぐ設計がフェールセーフにあたります。フェールセーフは処理を継続することよりも「安全の確保」を優先します。これに対しフェールソフトは縮退運転で処理継続を優先する考え方です。フールプルーフが「そもそも誤操作させない」設計なのに対し、フェールセーフは「障害が起きても安全」という設計です。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1フェールセーフの定義(障害時に安全な状態で停止)
- 2具体例(信号機の全赤・踏切の遮断器降下)
- 3フェールソフト・フールプルーフとの使い分け
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26