ストラテジ系法務

労働者派遣法とは?

読み方: ろうどうしゃはけんほう
1行定義

派遣労働者の就業条件整備・雇用の安定・福祉の増進を図るため、労働者派遣事業と派遣労働者の保護を定めた法律。

詳細解説

労働者派遣法(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律)は、派遣元(派遣会社)・派遣先(使用事業者)・派遣労働者の三者関係を規律する法律です。1985年制定、2015年に大幅改正されました。派遣は「派遣元が雇用契約を結んだ労働者を、派遣先の指揮命令下で働かせる」形態であり、「請負(委任)」や「出向」とは法的に区別されます。主要なルールとして①派遣期間の制限(同一の組織単位への派遣は原則3年上限。ただし派遣元で無期雇用なら制限なし)、②均等・均衡待遇の確保(派遣先の正社員との不合理な待遇差禁止)、③雇用安定措置(3年派遣した労働者には直接雇用申し込み努力義務)、④違法派遣時の「みなし雇用」(派遣先が派遣受け入れ後1年が経過した等の要件で直接雇用したとみなされる)があります。IT業界では「SES(System Engineering Service)」と派遣の区別が問題となることが多く、指揮命令系統が発注者にある場合は派遣法の規制対象となります。ITパスポートでは「派遣・請負・出向の三者の違い」「3年ルール」「みなし雇用制度」が頻出です。

ITパスポートでの出題ポイント

  • 1派遣・請負・出向の三者の違い(指揮命令系統)
  • 23年の派遣期間制限と例外(無期雇用派遣)
  • 3みなし雇用制度の条件
  • 4均等・均衡待遇の概念

関連用語

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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26