試験日から逆算する
行政書士試験は年1回、例年11月第2日曜日に実施されます(午後1時〜4時・3時間)。学習計画は必ずこの試験日から逆算して組み立てます。
例えば2026年11月の試験を目指す場合:
- 1年コース:2025年11月スタート
- 6ヶ月コース:2026年5月スタート
- 3〜4ヶ月コース(法律経験者向け):2026年7〜8月スタート
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1年コース(法律未経験者向け)
法律の学習が初めての方は1年間のスパンで計画するのが現実的です。
第1〜3ヶ月(11月〜1月):全体把握フェーズ
この段階では「細かい知識を覚える」ではなく「試験の全体像をつかむ」ことを目標にします。
- テキストを通読し、各科目の出題範囲・傾向を把握
- 行政法と民法の基本概念(法律の構造・用語の意味)を理解
- 科目別問題集を各科目10問ほど解いてみて、難易度感を確認
詳細は理解できなくてよい段階です。「どんな問題が出るか」を知ることで、以降の学習に方向性が生まれます。
第4〜7ヶ月(2月〜5月):行政法・民法集中フェーズ
最重要2科目に学習の中心を移します。
- 行政法:行政手続法→行政不服申立て→行政事件訴訟法→国家賠償法→地方自治法の順で体系的に学習
- 民法:総則→物権→担保物権→債権総論→債権各論→親族・相続の順に学習(2020年債権法改正・2019年相続法改正対応の教材を使用)
- 記述式の練習を週1〜2問開始(民法から着手)
週ごとの目安学習時間:15〜18時間(平日2時間+休日5時間)
第8〜10ヶ月(6月〜8月):全科目演習フェーズ
行政法・民法の土台が固まったら、残りの科目を仕上げます。
- 憲法:判例中心に重要争点を整理
- 商法・会社法:テキストの重要事項を確認
- 基礎知識:文章理解の練習、情報通信・政治経済社会のキーワード整理
- 過去問は分野別ではなく年度別に解いて、本番形式に慣れる
第11〜12ヶ月(9月〜10月):総仕上げフェーズ
- 模擬試験(できれば複数回)で時間配分を体で覚える
- 間違えた問題の復習に集中(新しい知識より既存の精度向上)
- 記述式の練習量を増やし、1問あたりの解答時間を確認
- 試験1週間前はコンディション管理を優先
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6ヶ月コース(法律学習経験者向け)
宅建・FP・ビジネス実務法務検定などを取得済み、または法学部卒の方向けのスケジュールです。
第1〜2ヶ月(5〜6月):インプット集中
- テキストを速読し、行政書士固有の出題範囲を確認
- 知っている領域(民法の基礎など)は飛ばし読みでOK
- 行政法は新規学習となることが多いため、重点的にテキストを読む
週ごとの目安学習時間:20〜25時間
第3〜4ヶ月(7〜8月):問題演習
- 行政法・民法を中心に分野別過去問で理解を検証
- 記述式練習を週3〜4問のペースで実施
- 基礎知識を週1回まとめて確認
第5〜6ヶ月(9〜10月):総仕上げ
- 模擬試験を2〜3回実施、時間配分を最終調整
- 弱点分野の集中補強
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スケジュール設計の注意点
週単位の目標を設定する
「1年で1000時間」という目標を立てても、週単位の行動に落とし込まないと継続しません。「今週は行政法の行政手続法を終わらせる」という具体的な週次目標が継続のコツです。
模擬試験は早めに
本番は3時間で60問を解きます。記述式3問の下書き時間も含めると、思っているより時間が足りなくなる方が多いです。9月ごろには1回以上模擬試験を解き、時間配分の感覚を確認しておきます。
基礎知識の足切りを軽視しない
試験直前期は法令等の復習に集中しがちですが、基礎知識14問中6問以上正解しないと法令等の点数がゼロ扱いになります。スケジュールの中に定期的な基礎知識確認の時間を組み込んでください。
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まとめ
行政書士のスケジュール設計は「試験日(例年11月第2日曜)から逆算し、行政法と民法に学習時間の6割以上を投入する」が基本です。
無料演習モードで現在の実力を測ってから計画を立てると、自分に合ったコースが見えやすくなります。
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