テクノロジ系セキュリティ
CSIRTとは?
読み方: しーさーと
1行定義
組織内のセキュリティインシデントに対応する専門チーム。検知・分析・封じ込め・復旧・報告を担当する
詳細解説
CSIRT(Computer Security Incident Response Team)は、組織内外で発生するセキュリティインシデント(不正アクセス・情報漏洩・マルウェア感染・DDoS攻撃など)に組織的に対応するための専門チームです。インシデント対応の主要プロセスは「検知(Detect)→トリアージ(緊急度・影響範囲の評価)→封じ込め(Contain)→根絶(Eradicate)→復旧(Recover)→事後分析(Post-Incident Review)」の6フェーズで構成されます。CSIRTの役割は事後対応だけでなく、脆弱性情報の収集・社内啓発・インシデント発生時の窓口機能・外部機関(JPCERT/CC・警察・関係省庁)との連絡調整も含みます。国内ではJPCERT/CCが国内CSIRTの中核として機能し、各組織のCSIRTと連携しています。SOC(Security Operations Center)との違いはSOCが主に24時間365日のリアルタイム監視・ログ分析を担当するのに対し、CSIRTはインシデント発生後の対応・調整・復旧の専門組織という役割分担があります。両者は補完関係にあり、大規模組織では両方を設置します。インシデント対応の法的義務として個人情報保護法(改正法)では個人データ漏洩時の72時間以内の報告が求められ、CSIRTがその対応の中心を担います。ITパスポート試験では「CSIRTの役割」「SOCとの違い」「インシデント対応プロセスの流れ」が出題されます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1インシデント対応の専門組織(検知→トリアージ→封じ込め→復旧)
- 2SOCは常時監視担当、CSIRTはインシデント対応・調整担当
- 3JPCERT/CCが国内CSIRTの中核組織
- 4個人情報漏洩時の報告対応もCSIRTの重要な役割
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26