テクノロジ系コンピュータシステム
組込みシステムとは?
読み方: くみこみしすてむ
1行定義
特定の機能を実現するために機器に内蔵されたコンピュータシステム。家電・自動車・医療機器など身の回りのあらゆる製品に組み込まれている
詳細解説
組込みシステム(Embedded System)は、特定の機能・用途に特化してハードウェアに内蔵されたコンピュータシステムで、機器の制御・データ処理を担います。汎用パソコンと異なり、単一機能または限られた機能に最適化されており、高いリアルタイム性・省電力・小型化・低コストが求められます。組込みシステムの代表的な用途は自動車(エンジン制御・ABS・エアバッグ・カーナビ)・家電製品(洗濯機・電子レンジ・エアコン)・医療機器(ペースメーカー・血圧計)・産業機器(PLC・ロボット制御)・通信機器(ルータ・スマートフォン)・スマート家電(IoT機器)など多岐にわたります。組込みシステムの特徴はリアルタイム性(決められた時間内に処理完了が必要)・信頼性(誤動作が生命・財産に直結する用途が多い)・省リソース(限られたメモリ・CPUで動作)・専用OS(リアルタイムOS: RTOSが多用)・長寿命運用(数十年動き続ける産業機器も存在)です。組込みシステムの開発はクロス開発環境(開発はPC上で行いターゲット機器にダウンロードする)が一般的で、C言語やアセンブリ言語が多用されます。近年のIoT普及で組込みシステムがネットワーク接続されるケースが増え、セキュリティ対策(ファームウェア更新・暗号化通信)の重要性が増しています。ITパスポートでは「組込みシステムの定義と用途」「汎用コンピュータとの違い」「リアルタイム性の要件」「IoTとの関係」が出題されます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1特定機能に特化してハードウェアに内蔵されたコンピュータシステム
- 2リアルタイム性・信頼性・省リソース・長寿命が要件
- 3自動車・家電・医療機器・産業機器など身の回りに遍在
- 4IoT普及でネットワーク接続が増えセキュリティ対策が必須
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26