ストラテジ系財務会計
自己資本比率とは?
読み方: じこしほんひりつ
1行定義
総資産に占める自己資本(純資産)の割合。財務的な安定性・借金への依存度を示す長期安全性の代表的指標。
詳細解説
自己資本比率(Equity Ratio)は、企業の総資産(負債+純資産)のうち自己資本(株主資本・純資産)が占める割合を示す財務指標で、企業の長期的な財務健全性を測ります。計算式は「自己資本比率(%)=自己資本(純資産)÷総資産×100」です。自己資本比率が高いほど借入金への依存度が低く、財務的に安定した企業と判断されます。一般に40〜50%以上が「優良」、10%未満は「危険」の目安とされますが、業種によって大きく異なります(銀行・航空会社は低め、ソフトウェア企業は高め)。自己資本比率+負債比率(=負債÷純資産×100)は相互に関連し、負債比率が高い(自己資本比率が低い)状態を「レバレッジが高い」といいます。株主資本効率(ROE)との関係では、自己資本比率を下げること(負債を使って事業拡大)でROEを高める「財務レバレッジ効果」が生じますが、過度な借入は倒産リスクを高めます。ITパスポートでは「自己資本比率の計算問題」「流動比率との使い分け(短期安全性 vs 長期安全性)」「財務レバレッジとROEとの関係」が出題されます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1自己資本比率の計算式(純資産÷総資産×100)
- 2流動比率(短期安全性)との使い分け
- 3財務レバレッジとROEへの影響
- 4業種別の適正水準の違い
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26