ストラテジ系財務会計

限界利益とは?

読み方: げんかいりえき
1行定義

売上高から変動費のみを差し引いた利益。固定費回収と利益創出の原資。限界利益率(=1-変動費率)が高いほど収益性が高い。

詳細解説

限界利益(Marginal Profit / Contribution Margin)は、売上高から変動費のみを差し引いた利益です。計算式は「限界利益=売上高-変動費」、「限界利益率=限界利益÷売上高=1-変動費率」です。限界利益は固定費を回収して最終的な利益を生む「源泉」であり、売上高が1円増えたとき限界利益率分だけ利益が増加するという意味で「追加1単位販売で得られる利益」を示します。たとえば限界利益率60%の製品は、売上が100万円増えると限界利益が60万円増加し、固定費が変わらなければ営業利益も60万円改善します。損益分岐点売上高の計算式「固定費÷限界利益率」にも限界利益率が登場し、限界利益率が高いほど損益分岐点が下がり、少ない売上で固定費を回収できることがわかります。製品・サービスのポートフォリオ評価では「限界利益率の高い製品に経営資源を集中する」戦略が有効です。限界利益とよく混同される「貢献利益(Contribution Margin)」は同義語として使われる場合が多いですが、厳密には一致しないケースもあります。ITパスポートでは「限界利益の計算問題」「限界利益率と損益分岐点の関係」「変動費率との補完関係」が頻出です。

ITパスポートでの出題ポイント

  • 1限界利益=売上高-変動費の計算
  • 2限界利益率=1-変動費率の関係
  • 3損益分岐点計算への応用(固定費÷限界利益率)
  • 4限界利益率の高い製品への集中戦略

関連用語

損益分岐点
財務会計
固定費と変動費
財務会計
損益計算書(P/L)
財務会計
ROI(投資利益率)
財務会計

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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26