ストラテジ系財務会計
固定費と変動費とは?
読み方: こていひとへんどうひ
1行定義
固定費は売上高に関わらず一定額発生するコスト(家賃・人件費等)。変動費は売上高に比例して増減するコスト(材料費・外注費等)。
詳細解説
費用(コスト)は売上高との関係から「固定費」と「変動費」に分類されます。固定費(Fixed Cost)は売上高・生産量に関係なく毎期一定額発生するコストで、家賃・正社員の基本給・減価償却費・保険料・リース料などが代表例です。工場を停止しても家賃は発生する点が特徴です。変動費(Variable Cost)は売上高・生産量に比例して増減するコストで、原材料費・製品仕入れ原価・歩合給・梱包費・外注加工費などが代表例です。準変動費(基本料金+使用量比例)や準固定費(一定量を超えると段階的に増加)という中間的な概念も存在します。費用を固定費と変動費に分解する「CVP分析(Cost-Volume-Profit分析)」は、損益分岐点分析・価格設定・利益計画策定の基礎として経営管理で広く活用されます。変動費率を下げる(材料費削減・生産効率改善)か、固定費を削減するかによって損益分岐点の引き下げ方向が変わります。ITパスポートでは「固定費・変動費の具体例の識別」「損益分岐点計算との連動」「事業拡大時の費用構造変化」が問われます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1固定費・変動費の具体例の正確な識別
- 2変動費率の計算(変動費÷売上高)
- 3損益分岐点計算への応用
- 4準変動費・準固定費の概念
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26