ストラテジ系経営戦略
MBO(目標管理)とは?
読み方: えむびーおー もくひょうかんり
1行定義
上司と部下が協働で目標を設定し、その達成度合いで人事評価を行うピーター・ドラッカーが提唱したマネジメント手法
詳細解説
MBO(Management by Objectives:目標管理)は、経営学者ピーター・ドラッカーが1954年に著書「マネジメントの実践」で提唱したマネジメント手法です。上司が一方的に目標を指示するのではなく、上司と部下が対話を通じて目標を共同設定し、その達成度合いを基準に人事評価を行う仕組みです。MBOのプロセスは①目標設定(SMARTな目標:Specific・Measurable・Achievable・Relevant・Time-bound)→②中間レビュー(進捗確認・支援)→③最終評価(達成度の確認と次サイクルへのフィードバック)というPDCAサイクルで回ります。MBOのメリットは、①目標への当事者意識・モチベーション向上、②評価の透明性確保、③組織全体の方向性統一です。デメリットとして、短期目標への偏重や数値化しにくい業務への適用困難、評価基準の曖昧さが挙げられます。近年はOKR(Objectives and Key Results:Googleが採用)との比較でMBOが注目されます。OKRは挑戦的目標を推奨し達成率60〜70%を良しとするのに対し、MBOは通常100%達成を目標とする点が異なります。ITパスポートでは、MBOの基本概念・ドラッカーとの関連・KPIとの連動が問われます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1MBO=上司と部下が協働で目標設定・達成度で評価。ドラッカー提唱
- 2SMARTな目標設定(具体的・測定可能・達成可能・関連性・期限あり)
- 3OKRとの違い:MBOは100%達成目標、OKRは挑戦的目標(60〜70%達成で合格)
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26