テクノロジ系コンピュータシステム

スーパーコンピュータとは?

読み方: すーぱーこんぴゅーた
1行定義

大量の演算を超高速で処理する高性能計算機。気象予測・創薬・核融合シミュレーションなど膨大な計算が必要な科学技術計算に使われる

詳細解説

スーパーコンピュータ(Supercomputer)は、一般のコンピュータとは比較にならない極めて高い演算性能を持つ大型計算機で、科学技術計算・シミュレーション・AIの学習に活用されます。演算性能はFLOPS(Floating-Point Operations Per Second: 1秒間の浮動小数点演算回数)で測定され、2020年代のトップクラスは数百ペタFLOPS(10^15)から数エクサFLOPS(10^18)に達します。日本のスーパーコンピュータ「富岳(Fugaku)」は2020年・2021年のTOP500で世界1位を獲得し、ARM系プロセッサ「A64FX」を48万8,448コア搭載して415.5ペタFLOPSを達成しました。スーパーコンピュータの活用分野は気象予測(大気・海洋シミュレーションで台風進路を予測)・創薬(タンパク質折り畳みシミュレーション・COVID-19治療薬探索)・核融合・宇宙シミュレーション・地震予測・AIモデル学習(GPUクラスタによる大規模深層学習)・航空宇宙設計(流体解析)などです。スーパーコンピュータのアーキテクチャは大量のCPU・GPUノードを高速インターコネクト(InfiniBand等)で接続した大規模並列計算が基本です。TOP500リストは世界のスーパーコンピュータの性能ランキングを年2回発表しており、HPCの指標として広く参照されます。クラウドHPC(AWS・Azure・Google Cloudのスーパーコンピューティングサービス)により中小規模の組織でもHPCを利用しやすくなっています。ITパスポートでは「スーパーコンピュータの用途」「富岳の概要」「FLOPSの意味」「科学技術計算との関係」が出題されます。

ITパスポートでの出題ポイント

  • 1FLOPS(1秒間の浮動小数点演算回数)で性能を測定
  • 2富岳:2020〜2021年TOP500世界1位・ARM系A64FX・415.5ペタFLOPS
  • 3気象予測・創薬・核融合・地震予測・AI学習などに活用
  • 4大量のCPU/GPUノードを高速インターコネクトで接続した並列計算

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シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26