ストラテジ系財務会計
減価償却とは?
読み方: げんかしょうきゃく
1行定義
固定資産(建物・機械・ソフトウェア等)の取得費用を耐用年数にわたって分割計上する会計処理。現金流出を伴わない費用。
詳細解説
減価償却(Depreciation)は、建物・機械・車両・ソフトウェアなど時間の経過とともに価値が減少する有形・無形固定資産について、取得時に全額費用計上するのではなく、使用期間(耐用年数)にわたって費用を配分する会計処理です。現金は取得時に支払われますが、費用は毎期少しずつ計上されるため「現金流出を伴わない費用」として、キャッシュフロー計算書(間接法)で「加算項目」として処理されます。主な計算方法は①定額法(毎年同じ金額を償却:取得価額÷耐用年数)と②定率法(毎年残存価額に一定率を乗じる:初期に多く償却し後年に少なくなる)の2種類です。日本の法人税法では「法定耐用年数」が定められており、鉄筋コンクリート建物47年・ソフトウェア5年・乗用車6年などが代表例です。会計上は費用(損益計算書に計上)ですが現金は動かないため、税引後利益に減価償却費を加算した「EBITDA(税引前利益+支払利息+減価償却費)」が企業価値評価で多用されます。ITパスポートでは「定額法と定率法の違い」「ソフトウェアの耐用年数」「CF計算書での取り扱い」が頻出です。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1定額法と定率法の計算方法と違い
- 2ソフトウェアの法定耐用年数(5年)
- 3現金流出を伴わない費用であること(CF計算書での加算処理)
- 4EBITDAと減価償却費の関係
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-26