テクノロジ系セキュリティ
ゼロデイ攻撃とは?
読み方: ぜろでいこうげき
1行定義
ソフトウェアの脆弱性がベンダーに認識・修正される前に悪用するサイバー攻撃。パッチが存在しないため特に危険
詳細解説
ゼロデイ攻撃(Zero-Day Attack)は、ソフトウェア・OS・ハードウェアの脆弱性がベンダー(開発者)に発見・公表される前(修正パッチが存在しない状態)に、悪意のある攻撃者がその脆弱性を悪用するサイバー攻撃です。「ゼロデイ」とはベンダーがパッチを開発できた日数がゼロであることを意味します。ゼロデイ脆弱性の流通は闇市場(ダークウェブ)で行われ、価格は数百万〜数億円に上るものもあります。国家支援型ハッカーグループやサイバー犯罪組織が保有・使用する高度な攻撃手法です。ゼロデイ攻撃の実例としてはStuxnet(イランの核施設を標的にしたウイルス、Windows・PLCのゼロデイを利用)・Log4Shell(2021年、Log4jライブラリの脆弱性、世界中のシステムに影響)などが著名です。対策の難しさはパッチが存在しないことにあり、代替策として仮想パッチ(WAF・IPS等でシグネチャをブロック)・最小権限の原則・ネットワーク分離・EDRによる異常検知が有効です。脆弱性発見・公表・パッチ適用・ゼロデイ終了の流れを「脆弱性のライフサイクル」と呼びます。ITパスポートでは「ゼロデイの定義」「対策の困難さ」「パッチ管理の重要性」が出題されます。
ITパスポートでの出題ポイント
- 1パッチが存在しない状態で脆弱性を悪用(対策困難)
- 2国家支援型ハッカーや高度犯罪組織が主な使用者
- 3仮想パッチ(WAF/IPS)・ネットワーク分離が代替対策
- 4Log4Shell・Stuxnetが著名なゼロデイ攻撃の実例
関連用語
シラバス 6.5 準拠 / 最終更新: 2026-05-25