基礎的な物理学及び基礎的な化学45燃焼の三要素・燃焼形態

危険物乙四 基礎的な物理学及び基礎的な化学 問45:燃焼の三要素・燃焼形態

燃焼の三要素と消火方法の対応に関する次の記述のうち、**誤っているもの**はどれか。

  • 燃焼には、可燃物・酸素供給源・点火源(熱源)の三要素が必要である。
  • 可燃物を取り除いて消火する方法を除去消火という。
  • 酸素の供給を断って消火する方法を窒息消火という。
  • 燃焼物から熱を奪い温度を下げて消火する方法を冷却消火という。
  • 三要素のうち二つがそろえば、点火源がなくても必ず燃焼が継続する。正答
正答:三要素のうち二つがそろえば、点火源がなくても必ず燃焼が継続する。

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誤りはオです。三要素のうち一つでも欠ければ燃焼は継続しません(二つでは不十分)。

  • ア(正): 燃焼の三要素=可燃物・酸素供給源・点火源。
  • イ(正): 可燃物を断つ=除去消火。
  • ウ(正): 酸素を断つ=窒息消火。
  • エ(正): 熱を奪う=冷却消火。
  • オ(誤): 二つだけでは燃焼は継続しない。三つそろって燃える。

「三要素すべてが必要/一つ断てば消える」を押さえます。

標準試験対策の基準レベル

燃焼の三要素と消火の対応:

燃焼には、可燃物・酸素供給源・点火源(熱源)の三要素がすべて必要です。消火は、このいずれかを断つことで行います。

  • ア(正): 燃焼の三要素=可燃物・酸素供給源・点火源。
  • イ(正): 可燃物を取り除く=除去消火(ガス栓を閉める等)。
  • ウ(正): 酸素供給を断つ=窒息消火(泡・CO2・粉末・ふた等)。
  • エ(正): 熱を奪う=冷却消火(注水で温度を下げる)。
  • オ(誤): 三要素のうち一つでも欠ければ燃焼は継続しない。「二つそろえば点火源がなくても必ず燃焼継続」は誤り。

なお、燃焼の継続には連鎖反応(負触媒で抑制)も関わり、これを四要素目とする。

引っかけパターン: 二要素で燃焼継続とする(本問のオ)、除去・窒息・冷却の対応を取り違える。「三要素すべて必要/一つ断てば消火」を固定します。

上級誤答論破・根拠法令まで深掘り

【理論的背景】

燃焼は、可燃物が酸素と反応して熱と光を出す急激な酸化反応です。これが成立・継続するには、可燃物・酸素供給源・点火源(熱源)の三要素がすべて必要で、一つでも欠ければ燃焼は起きないか継続しません。消火はこの三要素のいずれかを断つことで行います。さらに、燃焼を支える連鎖反応(ラジカル反応)を加えて四要素とし、これを断つ抑制消火(負触媒)があります。

【三要素と消火法の対応】

  • 可燃物 ↔ 除去消火: 燃えるものを取り除く(ガス元栓を閉める、可燃物を移す、流出油を止める)。
  • 酸素供給源 ↔ 窒息消火: 酸素を遮断する(泡で液面を覆う、CO2・粉末で酸素濃度を下げる、容器にふたをする、不燃物で覆う)。
  • 点火源・熱 ↔ 冷却消火: 熱を奪って温度を下げる(注水で冷却)。引火点・発火点に達しなくする。
  • 連鎖反応 ↔ 抑制消火(負触媒): ハロゲン化物・粉末が燃焼の連鎖反応を止める。

一つでも断てば燃焼は止まるため、消火は「最も断ちやすい要素」を狙います。

【危険物との接続】

  • 第4類火災: 液面から出る可燃性蒸気(可燃物)が燃えるため、液面を覆う窒息消火(泡・CO2・粉末)が基本です。棒状注水は液面を広げ(可燃物拡散)逆効果なので不適です。
  • 冷却消火: 水溶性危険物には希釈・冷却が補助になり得ますが、第一石油類では引火点が低く効果が限定的です。
  • 燃焼の三要素は、火災予防(点火源の排除・換気で可燃性蒸気を断つ・酸素を遮断)にも直結します。

【試験での位置づけ】

燃焼の三要素と消火の対応は物理化学・性質で最頻出(頻出度A)です。核心は、(1)三要素(可燃物・酸素供給源・点火源)すべてが必要、(2)除去・窒息・冷却の対応、(3)一つでも断てば消火(二つでは継続しない)、(4)連鎖反応を断つ抑制消火で四要素、です。引っかけは、二要素で燃焼継続とする(本問のオ)、消火法の対応を取り違えることです。「三要素すべて・一つ断てば消える・除去/窒息/冷却/抑制」を固定します。

【各選択肢の発展補足】

  • ア(正): 三要素=可燃物・酸素供給源・点火源。
  • イ(正): 可燃物を断つ=除去消火。
  • ウ(正): 酸素を断つ=窒息消火。
  • エ(正): 熱を奪う=冷却消火。
  • オ(誤): 二つだけでは燃焼は継続しない。

【根拠】確立した化学(燃焼の三要素・消火の三〔四〕要素)。

【補足】燃焼の三要素=可燃物・酸素供給源・点火源。消火は除去・窒息・冷却(+抑制)でいずれかを断つ。一つでも欠ければ燃焼しない。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(公表問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 確立した化学(燃焼の三要素・消火の三要素)。燃焼には可燃物・酸素供給源・点火源の三要素すべてが必要。消火はそのいずれかを断つ(除去・窒息・冷却、+抑制で四要素)。三要素のうち一つでも欠ければ燃焼は起こらない/継続しない。 現行の消防法令(2026年基準)に準拠し、根拠法令・規則を明記しています。

関連論点

燃焼の三要素と消火法の対応頻出度A

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