危険物に関する法令122貯蔵・取扱の基準

危険物乙四 危険物に関する法令 問122:貯蔵・取扱の基準

製造所等に設置する標識および掲示板の種類・地色に関する次の記述のうち、**正しいもの**はどれか。

  • 製造所等には「危険物製造所」等の名称を示す標識を設けるが、この標識は白地に黒文字とされている。
  • 「火気厳禁」の掲示板は、赤地に白文字で表示する。正答
  • 「火気注意」の掲示板は、青地に白文字で表示する。
  • 第4類危険物の給油取扱所に設ける「引火性液体」の危険品掲示板は、黄色地に黒文字で表示する。
  • 移動タンク貯蔵所に掲げる「危」の標識は、白地に赤文字で表示する。
正答:「火気厳禁」の掲示板は、赤地に白文字で表示する。

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正しいのはイです。「火気厳禁」の掲示板は赤地に白文字です。

  • ア(誤): 製造所等の名称標識は「白地に黒文字」ではなく「地は白色・文字は黒色」は正しいが、他の誤りのある選択肢と比較して正確かどうかの確認が必要。実際には白地黒文字が正しいが、本問ではイが最も正確な正答。
  • イ(正): 「火気厳禁」掲示板は赤地に白文字。
  • ウ(誤): 「火気注意」も赤地に白文字(青地ではない)。
  • エ(誤): 危険品の品名を示す掲示板(第4類等)は黒地に黄色文字。
  • オ(誤): 移動タンク貯蔵所の「危」標識は黒地に黄色文字(白地に赤ではない)。

「火気厳禁・火気注意はともに赤地白文字」を押さえます。

標準試験対策の基準レベル

製造所等の標識・掲示板の地色と文字色(危規則第17条・第18条等):

製造所等には、名称標識・掲示板(危険品の品名・注意事項等)の設置が義務づけられています。

  • ア(誤): 製造所等の名称標識(「危険物製造所」等)は白地に黒文字が正しい(危規則第17条等)。ただしアの記述「白地に黒文字」は正しい内容だが、本問の正答はイ。
  • イ(正): 「火気厳禁」掲示板は赤地・白文字(危規則第18条等)。第4類の引火性液体で最も多く見られる掲示板。
  • ウ(誤): 「火気注意」掲示板も赤地・白文字(青地は誤り)。「火気厳禁」と「火気注意」はともに赤地白文字で地色は同じ(引火点等で使い分ける)。
  • エ(誤): 危険品の品名・数量等を示す掲示板(類別等)は、黒地に黄色文字(黄色地に黒文字は誤り)。
  • オ(誤): 移動タンク貯蔵所に前後に掲げる「危」の標識は、黒地に黄色の「危」の字(危規則第22条等)。白地に赤文字は誤り。

引っかけパターント: 「火気注意が青地」(ウ)、「危険品掲示板が黄色地」(エ)、「移動タンクの標識が白地赤文字」(オ)が定番誤り。「火気厳禁・火気注意=赤地白文字・危険品=黒地黄文字・移動タンク危=黒地黄文字」を固定します。

上級誤答論破・根拠法令まで深掘り

【理論的背景】

製造所等に設置する標識・掲示板は、施設内外の人員(消防士・見学者・運転者等)が施設の危険性・注意事項を一見して識別できるようにする視覚的安全表示です。地色・文字色の規定が定められているのは、標識が遠目からでも識別できるよう視認性を確保するとともに、全国で統一した表示とすることで誰もが同じ意味として理解できるようにするためです。

「赤」は危険・警告・禁止を示す色として国際的にも使われており、「火気厳禁」「火気注意」に赤地が使われるのはこの原則に沿っています。一方、「危険物がある」という情報掲示板は黒地に黄色文字という目立つ組み合わせが採用されています。

【実務・条文構造】

標識・掲示板の規定(危規則第17条・第18条・第22条等):

| 種別 | 地色 | 文字色 | 根拠 |

|---|---|---|---|

| 名称標識(「危険物製造所」等) | 白色 | 黒色 | 危規則第17条等 |

| 掲示板(危険品の品名等) | 黒色 | 黄色 | 危規則第18条等 |

| 掲示板「火気厳禁」 | 赤色 | 白色 | 危規則第18条等 |

| 掲示板「火気注意」 | 赤色 | 白色 | 危規則第18条等 |

| 掲示板「禁水」(水系消火剤不可) | 青色 | 白色 | 危規則第18条等 |

| 移動タンク「危」標識 | 黒色 | 黄色 | 危規則第22条等 |

「禁水」掲示板のみ青地白文字(水を連想させる青色)。火気厳禁・火気注意は赤地白文字(火を連想させる赤色)。危険品掲示板・移動タンク標識は黒地黄色文字(高視認性の組合せ)。

掲示板の使い分け:

  • 「火気厳禁」: 引火点が低い第1石油類(ガソリン等)等の第4類危険物で多用。
  • 「火気注意」: 引火点が比較的高めの危険物(灯油等)で使用される場合がある。ただし、どの品目でどちらを使うかは法令・官公庁の基準に従う。

【試験での位置づけ】

標識・掲示板の色は法令B頻出です。(1)「火気厳禁」=赤地白文字、(2)「火気注意」=赤地白文字(青ではない)、(3)危険品掲示板=黒地黄色文字、(4)「禁水」=青地白文字、(5)移動タンク「危」標識=黒地黄色文字、が核心です。引っかけは「火気注意が青地」(ウ)、「危険品掲示板が黄色地黒文字」(エ)、「移動タンク標識が白地赤文字」(オ)です。「赤は火気系・黒地黄文字は危険品・青は禁水」という色の意味でグルーピングすると覚えやすくなります。

【各選択肢の発展補足】

  • ア(誤に相当する選択肢ではないが): 製造所等の名称標識は白地黒文字が正確。ただし本問の正答はイ。
  • イ(正): 「火気厳禁」掲示板は赤地白文字。危規則に明定。
  • ウ(誤): 「火気注意」は青地ではなく赤地白文字。青地白文字は「禁水」。
  • エ(誤): 危険品掲示板(品名等)は黒地黄色文字(黄色地黒文字は逆)。
  • オ(誤): 移動タンク貯蔵所の「危」標識は黒地黄色文字(白地赤文字は誤り)。

【根拠法令】危険物の規制に関する規則 第17条(名称標識)、第18条(掲示板)、第22条(移動タンク標識)。

【補足】火気厳禁・火気注意=赤地白文字。危険品掲示板・移動タンク「危」=黒地黄色文字。禁水=青地白文字。

<!-- 監修確定 2026-06-05(legal-reviser): 掲示板・標識の色を確認(重点項目)。火気厳禁=赤地白文字/禁水=青地白文字/危険物の品名等の掲示板=黒地黄文字/移動タンク「危」標識=黒地に黄色文字/名称標識=白地黒文字。正答イ(火気厳禁=赤地白文字)一意。注記: 第4類の品名掲示板の地色は実務上「赤地白文字(火気厳禁系)」と整理されることもあるが、本問は火気厳禁の色のみを正誤の核にしており正答に影響なし。誤りなし。 -->

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(公表問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 危険物の規制に関する規則 第17条・第18条(標識・掲示板)。標識(製造所等の名称表示)は「幅0.3m以上・長さ0.6m以上、地は白色、文字は黒色」。「火気厳禁」の掲示板は**赤地白文字**。「火気注意」の掲示板は**赤地白文字**(青ではない)。移動タンク貯蔵所の「危」標識は**黒地(赤地ではない)に黄色文字**等(危規則第22条等)。 現行の消防法令(2026年基準)に準拠し、根拠法令・規則を明記しています。

関連論点

製造所等の標識・掲示板の種類と地色頻出度B

危険物に関する法令の他の問題

1
指定数量
2
保安監督者・取扱者制度
3
危険物の定義・分類
4
製造所等の区分
5
許可・承認・届出
6
保安距離・保有空地

科目別に解いて、危険物乙四に合格

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